【はじめに】
クラウドファンディングのリターンと社会人国際協力サークルKurakuさまと共に横浜国際フェスタに出店するVOICEの作品がほぼほぼ完成です。
(作品紹介の記事はこちら)
アフリカ布で作った作品を販売って実は結構皆が思い浮かぶアイディアだったりするわけでして…
マラウイ国内でもアフリカ各国でも似たようなプロジェクトが行われているのは見かけます。
コミュニティでの経済が少しでも回れば、というところだと思います。
グローバル経済の仕組みをデンマークで学び、世界が不公平なのは頭では理解しているつもりでした。
私たちが安く物を購入できる背景にはどこかで副作用が生じています。
マラウイ渡航はそのグローバル資本主義の副作用の被害者が他人から友人に変わったという事です。
ある方に“グローバル経済による課題をグローバル経済によって解決するのは少し違う”というお言葉を頂きました。
本当にそうだと思います。
本当はコミュニティや国内で解決されるべきだと思います。
仕組みを知りつつも、既存の仕組みに乗っかろうと私たちはしているわけです。
つまり、頭で理解していても行動が矛盾しているという事。
そこに対して、やはり、歯がゆい思いはありますし、それは、即ち、私たちの力不足でもあるという事でもあります。
8か月の短い期間は全てを次につなげるトライアルだと捉えてたくさん失敗しました。
文化やその人柄を理解する事、それに沿って目標に向かう事。
簡単ではなかった分、つながりが深くなり、また戻り、彼女たちに仕事をお願いできるように
したいと強く思わざる得ません。
チランゴマの様にアコモデーションにステイしてもらい、テイラー室で仕事をしてもらう事がザレカ地区ではできませんでしたが、その分、一人ひとりとはコミュニケーションを密に取る結果となりました。
(チランゴマの記事”VOICE 45: テイラーコースを卒業しても仕事をもらえない理由(Ayae)”はこちら)
開催は明日と近々ではありますが、ザレカ地区でのプロジェクトに携わってくれた人たちの紹介と旅路で色々とお世話になった方の紹介、当日お世話になる方の紹介を簡単に行いたいと思います。
【ザレカ地区でのプロジェクトに携わってくれたテイラーの紹介】
妊娠中にも関わらず、一番携わってくれたブルンジ難民のカマリザ。
私 “カマリザ!お腹大きいんだから座ってて!私が行ってくる!”
カマリザ “No problem!”
など気を使っているのに即答で断られるのやり取りが行われていました。(笑)
スーパーバイザー的な役割を自ら行ってくれました。
テイラーの方は妊友。
これからお金が必要になってくる方にベネフィットが行ってほしかったので偶然だったのでしょうが、カマリザには感謝です。
お腹に居る赤ちゃん(Nozomiって名付けてね!って言ってきました笑)に会えなかったのが唯一の心残りです。
そしてコンゴ難民マダムクリス
とても上品な方でした。
彼女は英語を話しませんが、プロジェクトやテイラーの仕事と別にドーナツなどを売り、収入を確保しています。
今まで会った彼女の子どもたちは8人ですが(もっといるかもしれない…)
そんな、生計を立てている姿をみると尊敬の念を抱かざる得ません。
子どもたちに通訳をお願いしてコミュニケーションをとっていましたが、本当に思いやりのある美しい方で最後にはプレゼントまで頂きました。
そして周辺コミュニティに住むDanny。
DAPP卒業生で時間通りに終わる、お願いした以上の事をしてくれるなど、マラウイでは稀な人材。
しっかりしている子で、よく計算ミスを注意されました。
(アレ、私、もしかして仕事できない…)
頭の回転や切り返しのうまさに感服しています。
まっすぐに縫う事ができなかったというのは山田の記事にもありましたが、彼女もその一人でした。
(スキルとして最低でも1年かかるのにそれを4か月で習得させないといけないのでそこも課題なのでしょうが…)
本当に優秀で次は彼女に村に住むDAPPテイラー卒業生のスーパーバイズをお願いできないかと思っています。
【旅路でお世話になった(っている)方の紹介】
Terrace at face のヤブウチユカさんを始めスタッフの方々
イベント前のご挨拶も兼ねてお邪魔しました。
ついでに傷んだ部分のカットとトリートメントをお願いしてきました。
Terrace at face への到着までが長かった…
余裕をもって出ていたつもりだったのですが、電車の遅延から始まりました。
辻はもう、ボロボロでした。
日本到着後から3日間経ちますがミスだらけ…
元から結構ミスをする人間ですが、それをはるかに超え、絢絵さんを始め、色んな方にご迷惑をおかけしています…。
横須賀駅=都会でWIFIがある
という発想があり、駅からの行き方や美容室情報のスクリーンショットを取っていませんでした。
お願いしたタクシーのおじさまに
「そんなんじゃわかんないよ!ちょっと周りに聞いてくるわ。」
と小雨の降る中、周りのコンビニやファミレスで道を尋ねてくださいました。
電話番号がある事を伝えると「最初から言ってよ!」
と怒りながらもご自身の携帯を使って美容室に電話をかけてくださいました。
そして電話を取った美容室のスタッフに
「そんな説明じゃわかんないよ!」
声を荒げる。
電話越しから聞こえてくる声は…
まさかのヤブウチさん…
この時点で私たちは約束の時間から30分遅刻…
運転手さんは私たちの目的地のために右往左往してくださっている
ヤブウチさんは待たされている上で電話を取って説明しているのに怒られる
どちらに対しても申し訳なさすぎる…
到着後は温かい笑顔とハグで迎えてくださいました(´;ω;`)
到着後は荷物をたくさん持っている私たちをみて
スタッフ3人がかりで大きくて重いスーツケースやバックパックを裏まで持って行ってくださった…
マラウイ生活で傷みまくっている髪の毛を軽く切っていただき、トリートメントをしていただきました。
髪の毛が引っかからずに毛先まで指が通ることに感動しました。
オーナー様にもご挨拶をさせていただきました。
(本来はお願いするときにお顔を合わせてすべきところなのですが…)
お忙しい中笑顔でご対応いただきました。
とても気さくで素敵な方で東京中に滞在中に時間が合えば色々とお話を聞かせていただきたいと思いました。
本当にありがとうございました!
ヤブウチさんは辻の中学時代の同級生で当日のイベントでも協力していただきます。
温かくて優しくて、たくさん苦労をしているけど表に出さない、とても素敵な友人です。
ヘアアレンジはもちろんですが髪のお悩みやアレンジの相談などにも乗ってくれます。
イベントの2日間、是非お越しください(^^)☆
Terrace at face
住所 神奈川県横須賀市若松町1-5 横須賀プライム3F
営業時間 10:00~19:00(最終受付;カット18:00、パーマ・カラー17:00)※横須賀中央プライムビルの営業時間外の受付に関しては要相談。
お店HP http://www.kenji-group.co.jp/salon/terrace/
スタイリスト情報 ヤブウチユカ
ホットペッパービューティ https://beauty.hotpepper.jp/slnH000123572/stylist/T000333410/
インスタグラム
アカウント terrace_yabu
リンク https://www.instagram.com/terrace_yabu/?hl=ja
艶々をキープ頑張ります!!笑
中華料理屋さん“博”とお世話になったN様
10月3日の夜8時半に日本に到着した私達ですが、なんとこのブログを更新している今も携帯会社との契約を行っていないため、インターネットどころか携帯の電話番号さえもない状況です。
*山田はSIMフリーのスマホをオンライン注文するも、なぜかキャンセルされるという悲劇。
とりあえず、今回の横浜国際フェスタで協働する社会人国際協力サークルKurakuメンバー(面識は一切ない)のお家にお泊りすべく、ブルーラインの中川駅へと向かいました。
インターネットがないのだから、せめて電話番号を控えておくとか、待ち合わせ時間を決めておくとか、できることはいっぱいあったはずなのに、なぜか中川駅!という情報だけで満足してしまった私たちは中川駅を目指しました。
近くにコンビニさえあればネットがあると思っていての行動でしたが、駅前のファミマのWi-Fiは使い物にならず、夜8時半、雨の中路頭に迷います。笑
そんな状況でも体は正直でお腹がペコペコだったので駅前の中華屋さん“博”で腹ごしらえ。
おいしかった、おいしかったけど私たちのテンションはどん底。
ずーーーーーんっていう効果音がとてもお似合いな状況。
有料のWi-Fiを買うのにもインターネットが必要で、とりあえず小学生のころから使っているいざってときのためのテレフォンカード(これは帰国用にデンマーク、マラウイにも持って行った)を使って公衆電話からスカイプに登録されていたKurakuさまの別メンバーに連絡。
留守電につながり、留守電にメッセージを入れるも、本当にこの番号が本人に繋がっているのかも不安。
もう、私達に残された手段は
知らない人にテザリングをしてもらうということ。
そこで、中華料理店の“博”でお食事をされていた男性に話しかけます。
あの、、、実は数日前に帰国したものの、まだインターネットがなく、今日泊まる友人に連絡をしたいので、、、テザリングをさせてもらえませんか…?
新手の変質者だなと自分で思いながら心臓バクバクできいたら、
グローバルな話がきたぞーーーーー!
と言って、なんと快く承諾してくださいました。
もう駅で寝袋を広げて寝るしかないなとも思い始めていたので、野宿を回避させてくれたN様はそれはそれはもう輝いて見えました。
この窮地をすくっていただいたのだから、せめてビールをごちそうさせてください!
と申し出ましたが却下され、しかもなぜか私たちが支払っていたご飯代をオーナー(山田と同じ宮城県民!)に返金させてN様のご馳走になることに。
連絡先を聞くも教えてもらえず、またいつか“博”で会おうの1点張り。
お店のオーナーさんの雰囲気もとても好きで、また行きたいな!
と本気で思えるお店が私の中で増えました♡
中華料理 博HAKU
Tel&Fax:(045)-915-6639
〒224-0001 横浜市都筑区中川1-10-15 エスペランサ中川105号
*定休日は火曜日
ぜひ皆様、ブルーラインの中川駅にお越しの際は、ここ、中華料理店の“博”にお越しくださいませ!
面識ない私たちを快く泊めてくださる村杉さん
“博”のその後….
テザリングと公衆電話の奇跡により、本日の宿泊先の家主、村杉さん(面識ゼロ)が駅まで迎えに来てくださいました…!
しかも厚かましい私たちは3泊します!
でも、実は私たちが博から駅に戻る前に一度迎えに来てくれたそうな…
こんな、初対面かつ、帰国してから2日経過しているのにネットが無いことを理由に音信不通になりしかも駅にいるっていうから迎えにい行ったらいるべき場所にいない女2人。
捨ておくことも出来たであろうに、また迎えに来て下さるこの優しさ。
荷物まで持っていただき、お布団とかけぶとん、タオルまで用意をしてくださり、お仕事おわりの金曜日で疲れている中での神対応。
本当に申し訳ない…
“博”での一件もそうだけど人にやさしくされ、助けられ、でも見返りを求めない彼らに私が出来ることはとても少なく…
だから、他の人に還元出来たらなという気持ちは凄く高まっています。
そして、同じ失敗をしないようはやくネットが欲しい。
まじで早くスマホよ届け!
とりあえず、家主の電話番号は控えておくことはだいじ。公衆電話が大活躍の日々です。
前に、公衆電話とか使う人いなくない?って言う人いたけど、公衆電話はまじで撤廃しないでほしい。
あれ、だいじ。(大事な事なので2回言ってみました)
【イベント二日間お世話になる方々】
国際社会人サークルKuraku様
今回はKuraku様なしでは出店は実現できていません。
メンバーの方もお忙しい中ご対応していただき、本当に感謝感謝です。
バックグランドも様々みたいで、これからお話を伺うのが楽しみでしかたありません。
とても長々と書いていますのでイベント終了後、また、別記事まとめさせてただ来ます。
ブロックチェーン、仮想通貨業界に携わるマツダさん
またまた、中学時代の同級生です。
ブロックチェーン、仮想通貨業界で働いている友人です。
昔から、彼女は可愛く、誰にでも好かれる性格でしたがそれは変わらないままです。
彼女からは
「私はそのレベルじゃないから!もっと力をつけるね!」
とよく言われるのですが、彼女の誰からも好かれる性格や明るく、まっすぐでまじめな姿勢は私にはないところでとても尊敬していますし、どんな肩書がつこうともそれは変わらないと思っています。
彼女、本当に忙しい毎日を送っているのですが、そんな忙しい中、2日も時間を空けて手伝ってくれます。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
人見知りをしない、気さくな性格です。
ブロックチェーンや仮想通貨って何?と興味がある方(超初心者の私にも優しく説明してくれました( ノД`))は彼女とお話してみるといいかもしれません(´・ω・`)☆
【最後に】
長々書きすぎていますのでまた、別記事で思いをご報告したいと思います。
最後に、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
お気軽にお声かけいただけたらと思います。
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