子供のころから憧れていた、ペット。
私の家は母親がペット反対派だったので大人になって一人暮らしをしたら動物を飼う。
というのが私の子供のころからの夢でした。
マラウイに来て5カ月目。あと残りの滞在期間は3カ月というとき、
私は人生初のペットとしてウサギを育て始めました。
*なんでこのタイミングでって思う方。理由は、10週間のバストラベルがあったからです。
そんな私の愛するウサギさんについて今回は紹介をしたいと思います。
日本のペットショップでウサギを買おうとしたらいくらになるのかは分かりませんが、
ここマラウイでは1500mk(日本円で約214円)で購入。安い…。
もともと食用として育てられていた子でした。
*写真にいる3匹の内、どの子がうちの子か皆さん分かりますか?
答えは真ん中の子ですな。
子ウサギとはいえ、少々成長済み。
名前は“うさぎ”です。
理由は、マラウイ人がRabbitの日本語名覚えることが出来るようにという願いを込めて。
こいつがめちゃくちゃかわいいのです。
うさぎを育てるための基礎知識はまったくゼロだった私。
うさぎ=にんじん
というステレオタイプがあった私ですが、まさかの食べてもらえずびっくりしました。
葉っぱ系はモリモリ。
しかも我が家はネットがあってないようなものだったので、育て方も全く分からず、、、
とりあえず初日は空き部屋にウサギを放置。(野菜と水もお供え)
*後日うさぎの育て方を検索したら、最初の数日間は放置であっていました◎
ドアは開けていたので、こっちに来たいときはいつでも出入りが出来るようにはしていました。
いつも肉食動物から追われる立場の存在なので、ウサギは警戒心が強いもよう。
最初は私がいる部屋とウサギ部屋を往復していました。
が、しかし。
私のウサギは割と警戒心がないというか、すぐに人を信じるというか、、、
すぐに心を開いてくれて、私の手とか足をペロペロ舐めてくれるように。
【足も伸び伸びとしてリラックス】
そして抱っこも嫌がらないし、膝の上に乗ってくるし、ずっと後ろをついてくるし。
割と人懐こい子のようです。
ただ、やや苦労したのがトイレです。
ウサギはトイレは決まったところでする習性がありますが、そのトイレは一つとは限りません。
私はうさぎがいつもするところにトイレを設置(二か所)。
でも、たまーにそこ以外のところですることがあります。
ウサギのウンチはコロコロしていて、臭いもないので割と気にならないのですが、問題はおしっこ。
これが結構臭います。そしてこの臭いがするところでまたトイレをするのです。
というわけで、ウサギがおしっこを違うところでしたらトイレットペーパーで水分をとり、そのままウサギのトイレに入れときます。
そして床はモップがけ。
きちんと臭いをとらないと、また同じところでトイレをしてしまい、最終的にそこがトイレだ!と認識されてしまうのでスピード勝負です。
ちなみに、私はウサギが正しい場所でトイレをできたら頭を撫でるようにしています。
あとは、違うところでしていたら抱きかかえてトイレに搬送。
そうすると残りはトイレでしてくれます。
そんなことを数回していたら、最近はトイレを正しいところでしたら私の所に駆け寄ってきて頭を差し出してくるように。
頭を撫でると歯をカチカチならして嬉しそう。
*嫌な時も歯をカチカチ鳴らすらしいけど。
かわいい。
でも、二週間くらい問題なくそこでトイレをしていたのに急に違うところでトイレをし始めたりすることもあるので、まだまだ気は抜けません。
私は今マラウイにいるのでもちろん、蚊帳の中で寝ています。
ので、夜や朝6時くらいになるとうさぎが蚊帳にアタックをしてきます。
中に入りたいんですね。絢絵さんが中にいるからかな?笑
でも、中に入れて何回かおしっこをされたので、もう中には入れないようにしています。
うさぎが可愛くて可愛くて仕方がなくて、最近は少しでも時間が出来たら家に戻ってうさぎをナデナデ。
顔をうずめたり。でもうさぎは無抵抗です。
*望実写真へたくそだな。酔ってたからかな(笑)
そんなことをしています。
そんなことをした後でも、優しいうさぎは私の手をペロペロ。
かわいいですな。
【写真:初めて家に迎え入れたときにダニ予防でお風呂にいれました。でも、ちゃんと乾かさないと皮膚病になるので水浴びはあまりよろしくないらしい】
お散歩は時間があるときに家の周りを自由に動きまわせるようにしています。
メリット①中庭の草むしりをしてくれること。ありがたい。
終わったらちゃんと家に帰ってくるけど、大抵時間がなくて途中で捕獲して帰宅。
メリット②側溝とか、狭いところが好きらしく、目を離すと側溝の掃除をしています。
もともと、帰国前にマラウイ人に渡して食べてもらう予定だったのだけど、飼育開始から3日で愛着が沸き、、、
結局JICAさんが引き取ってくれることに。
本当は日本に持ち帰りたいし、手続きも割と簡単そうなので今から準備をしても間に合います。
*犬猫は狂犬病予防のための注射を何回か受けなきゃいけないので、準備に結構時間がかかる。。
でも、日本に帰っても2カ月間は関東、東北と九州を転々としながらプレゼンをするし。
そしてその後はデンマークに戻って2カ月間テストやら卒業準備やら。
その4カ月間面倒を誰かにお願いするわけにもいかないし。
*我が家は動物出禁。
そのあと自分が日本にいるのかも分からない。
だから、マラウイに置いていくことに決めました。
でも、もともとマラウイ人にあげる予定だったのに、自分の勝手な都合で別の日本人に押し付けている身勝手さと無責任さが悔しくて、泣いたりもしました。
今の私の目標は帰国後1年以内に自分の暮らしを安定させてマラウイに帰ってうさぎを引き取ること。
その頃にはうさぎは私のことなんて忘れているだろうけど。
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